脂漏性皮膚炎と汗
あつーい夏(-_-;) 汗が噴き出る夏(+o+)
汗は身体の体温を調節する為に出てくるもので、悪者ではないのだけど・・・。
でも、ほっておくとやっぱり脂漏性皮膚炎にとっては良くないものなんですね。
脂漏性皮膚炎が、夏に悪化しやすいのは・・・
①皮脂の分泌が多くなる
②汗をかくことで、皮膚のPHがアルカリに傾き、常在菌のバランスがかわる
③汗の酸敗で、肌そのものを荒らす
④紫外線による肌のダメージ
こんな要因があります。
特に脂漏性皮膚炎の発症には、常在菌であるマラセチアという菌が関係しているといわれていますが、マラセチアは汗に含まれる皮脂が大好き。
結果、マラセチア菌が増殖して、夏は悪化しやすいのです(-"-)
また、子供も夏になるとあせもを引っ掻いて、そこからブドウ球菌が入って感染する、とびひという皮膚炎が流行りますよね。
これも皮膚のPHが汗でアルカリに傾くことで、殺菌力が低下するからなんですね。
紫外線に関しては、あびることで乾癬以外の皮膚炎は悪化するようです。
肌細胞にダメージを与えて、活性酸素を発生させるので炎症に火がついてしまうんですね\(◎o◎)/
汗をかいたら、洗い流すのが一番!!
どうしても洗い流せない時は、肌触りのいいコットンタオルで優しくおさえるようにしましょう。
汗を洗い流すか拭うかした後は、酸性の化粧水でお肌を整えましょう。
汗で表面は潤っているように見えても、肌は砂漠化していますよ~。
また紫外線を避ける工夫をすることも大切ですね。
これについて詳しくは”脂漏性皮膚炎と紫外線”をご覧くださいね。