脂漏性皮膚炎と乾燥
脂漏性皮膚炎は秋から冬にかけて空気が乾燥する時期になると悪化する?
カズくんは、最近耳の後ろやうなじあたりがかゆい~と時々言っていますが、ここでかいてしまうと一気に悪化してしまうので、我慢のしどころだと思います!(^^)!
肌が乾燥すると何故かゆみを生じるのでしょう。
「皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなることで、皮膚から水分の蒸発抑制力が低下し皮膚からの水分が蒸発することで刺激に対するかゆみの闘値が低くなって起こる」とのこと。
(@_@)(@_@)(@_@)難しいですね~。
つまり・・・
「お肌の脂分が少なくなることで、皮膚が水分を守りきれなくなってしまって、お肌の水分が逃げていくときに刺激になってかゆくなる」のです。
そして、かゆいので、かく→→さらにかゆくなる→→またかく→→もっともっとかゆくなる→→またまたかく→→我慢できない程かゆくなる((+_+))という悪循環が生まれてしまうんです。
乾燥によるかゆみと上手く付き合うには、食事や温度・湿度・リネン類や衣類など衣食住での調整や、かゆみ止めなども活用することが必要です。
カズくんの場合は、かゆみを感じる時は、かゆみが治まるまで一時的にかゆみ止めを使います。
そして、タオルや下着など、肌にあたるものの素材から洗濯までかなり気を遣っています。
食べ物も、大豆中心。
最近は、大好きなから揚げを我慢しすぎてストレスにならないように、大豆タンパクでできているから揚げもどきを時々出してあげてます!(優秀な妻でしょう~!!)
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
脂漏性皮膚炎の場合、空気が乾燥する秋から冬にかけて、乾燥する部分と脂っぽい部分が混在することが多々あります。
本来、お肌は脂分と水分のバランスがとれていて、全体が潤っているのが良い状態ですが、気温が下がってくると肌から出てくる脂が肌の上で広がりにくくなり、皮脂腺から出てきた脂が皮膚の上に広がっていかずに、皮脂腺あたりで停滞してしまうんです。
その脂で脂漏性皮膚炎が悪化してしまいます。
こんなに乾燥してるのに、お肌の一部分だけ脂っぽい、というのは要注意です!
対策としては、なにをおいても、まずは保湿!です。水分(化粧水)での保湿です。
化粧水だけじゃ保湿できない、何か他に付けなくちゃって思いがちですが、水分のないところにクリームや、オイルをつけても保湿にはなりませんっ。
調べたところ、
◆お肌の水分を保つ役割は・・・
①角質層に存在する細胞間脂質(セラミドなど)が80%
②NMF(天然保湿成分)が18%
③皮脂が2%程度
を担っているそうです。
こう見ると、やっぱりしっかり化粧水で水分補給をしてあげることが大事だとわかりますね。
クリームやオイルで蓋だけしとけば大丈夫!という保湿は保湿じゃないんですよね~。
あとは、洗顔で皮脂を取り過ぎないことも大切。お湯の温度も高すぎないように気をつけましょう。
乾燥する時期のお肌のお手入れのコツは?
まずは、肌のもつ役割をしっかり理解しましょう。
◆肌が持つ役割は・・・
①体を細菌などの外的から守ること(刺激予防)
②体内に水分を保つこと(肌の保湿)
③体温を一定に保つこと(体温維持)
です。
このお肌の役割をきちんと果たしてもらうようにすることがお手入れのコツです。
ではどうしたらいい?
肌を清潔に保ちキメを整え、
肌に潤いを与え持続させ、
紫外線等からの外的ダメージから肌を守る。
これらが肌が持つ役割をしっかり果たしてもらう為の必要条件です。
カズくんも私も、冬のスキンケアも、
スピノワのホイップドソープで優しく洗ってお肌を清潔に保ち、
ローションで肌に潤いを与え、
日やけ止め美容液で紫外線のダメージから肌を守る。
これで今年も乾燥の対策はバッチリ!脂漏性皮膚炎もぶり返さず過ごせると思ってます。
この季節のお手入れが次の季節のお肌をつくるのです(*^^)v